むくみ緩和は治療のついででした
鍼灸師で専門は足です。
普段は痛みの相談がメインで
むくみの相談に来る人はほぼいませんでした。
ただ、治療の結果むくみが軽くなることはよくあって
すごいと喜ばれることは多かったです。
私自身は28歳までむくみ知らずで
初めて靴下の跡が足にくっきり付いたときは驚きました。
自分自身につらかった経験がないのもあって
つらい人もいると知ってはいても
ある時まではあまり深刻に考えたことがありませんでした。
涙で知ったむくみの辛さ
むくみへの認識が変わったのは
ある患者さんの治療をした時でした。
足の痛みで相談にきていたのですが
治療が終わった後に足首をぐるぐる回していたので
どうしたのかと聞いてみると
今まで感じたことが無いくらいに足が軽くなったと驚いていたのです。
見た目にはそれほどひどいと思えなかったのですが
毎晩長い時間をかけてマッサージをしないと眠れないほど辛いのだそうです。
こんなにらくになるなんて信じられないと涙ぐんでいたことに驚きました。
むくみと真剣に向き合うと難しさも実感
それ以来むくみの有無についても詳しく聞くことにしたのです。
相談しても無駄だと思っている人が多く
自分から話す人がほとんどいなかっただけで
悩んでる人は多かったのだと知りました。
治療後はとてもすっきりしたと喜ばれ
数日から2週間ほどは楽になるものの
効果の持続の難しさを感しるようになります。
むくみの改善には
長期的に体質の改善に取り組むことが必要だと痛感しました。
再発見した東洋医学のすばらしさ
長期的な取り組みで
一番注目したのは食事です。
一般的には有効な栄養素を
沢山取り入れた食事になります。
それも大事なのですが
みんなが同じものだけでうまくいくとは思えません。
何故むくみやすいか何故むくみが辛くなるか
季節や気候で変化する人もいますよね。
むくみ方には個人の性質に大いに関係があると思ったのです。
そういう性質を分類する良い方法がないかと考えたとき
昔勉強した東洋医学的な考え方が合うのではないかと思いつきました。
試しにちょっと取り入れただけでも変化に手ごたえを感じる事ができたので
東洋医学についてもう一度勉強しようと決心しました。
アドバイスのための勉強が趣味に!
患者さんへのアドバイスのために始めた勉強ですが
もともと料理が好きだったことも手伝って
食材縛りのメニュー作りが楽しくなってしまいました。
取り組んでいるのは
薬膳の考え方に基づいた食材選びや調味料選びです。
大好きなジンギスカンも
食べて良い日と、避けた方が良い日が出てくるなど
ときどき不満もありますが
楽しみながらちょっとした趣味になってしまいました。
忙しい女性の悩みだから簡単に!
とはいえ趣味でたまに料理をする私とは違い
日々忙しい女性が簡単に取り入れられなければ意味がありません。
むくみに悩む女性を何とかしたいという思いで始めたことです。
性質にあった「むくみ対策食材」を
いかに簡単に食事に取り入れられるかを考えて
紹介します。
ただ私、よくある薬膳レシピって画像を見てもそそられないんです。
いかにも健康的な感じはしますが
食べたい!!とはならないんですよね。
毎日の食事のことですから
「楽しく」「おいしく」「飽きずに」続けられるように工夫が大事だと思っています。
このブログでは私自身の記録として
患者さんへのメモがわりとして使っていくつもりです。
なお、このブログで書いているのは
私が独学で考案したものですが
人によってはうまくいかないかもしれません。
あくまでも参考程度に捉えていただければと思います。