体内の巡りを改善して、むくみにくい体を作るには、時間がかかります。
一時的にむくみ解消に良いメニューではなく、むくみにくい体質を目指すむくみ体質改善メニューを紹介します。
むくみにくい体づくりには、食事と運動が重要ですので、ここでは食事を、運動については別の記事で紹介します。
むくみにくい体は、体内の巡りの良い体
血流の良い体こそ、むくみにくい巡りの良い体です。
むくみ解消法の共通点
むくみ解消には、マッサージ、湯船に浸かる入浴、足を上にあげる、などが有効ですが、これらに共通しているのは、血の巡りを良くしているということ。
むくみやすい体質の人の共通点
病気ではないのにむくみやすい体質の人は、巡りが悪く、代謝が低いということが共通しています。
巡りが悪い原因として考えられるのが「血管が細い」ことと「血液がサラサラじゃない」ことです。
その他のむくみの原因は、個人個人で違う条件と言えます。
例えば、皮膚が薄いのは女性に多い条件ですし、アルコールの飲みすぎ、立ち仕事、PMSや妊娠などが個別の条件となるでしょう。
脂質を減らすレシピで巡りを改善、むくみを解消!
むくみにくい巡り体質を作るメニューの特徴は、血液サラサラを目指す脂質を抑えた食事を基本として、代謝を上げるための工夫を盛り込んでいます。
脂質を減らすことが大切な理由1
今は何にでも油が入っています。一見ヘルシーなおやつに思えるお煎餅ですら、原材料を見ると油が入っています。
気付かないうちに摂りすぎになっている可能性の高い脂質は、意識して摂らないようにしても、不足するということは無いでしょう。
とはいえ、脂質はとても大切な栄養です。脂質を減らすと言っても、過度なダイエットをおススメするつもりはありません。
脂質を減らすことが大切な理由2
2つ目の理由は、むくみで悩む女性に、血管の細い人が多いということです。
血液検査では異常が無いから「ドロドロ血液ではない」かもしれませんが、異常と診断されるほどではなくても、血管が細ければ影響を受けるのも早いはず。
だから、脂質を減らし、人一倍サラサラな血液を目指します。
調理油を使わず調理!脂質を減らす料理法
調理の際、何気なくフライパンに入れている油。
先ずはあの油を止めます。
フライパンの取扱説明書には、油を使ってくださいとありますが、フライパンを守るために油を使うのですか?
自分の体を守るために、フライパンにはちょっと頑張ってもらいましょう。
おいしい鶏むねひき肉で脂質を減らす
私は1か月だけ、油断ち、肉断ちをしたことがあります。子供もいるので完全に断つというわけにもいかず、そのときに使ったのが、鶏むねのひき肉です。
鶏むね肉は、牛肉や豚肉の脂身の少ないひれ肉と比べても、脂質が断然少ないです。
100gあたりの脂質 | 鶏むね肉(皮なし) | 牛ひれ肉 | 豚ひれ肉 |
脂質 | 1.9g | 15g | 3.7g |
(食品成分データベースより)
この鶏むねのひき肉は、団子にするとふっくら柔らかく、脂質が少ないことなど全く気にならない美味しさです。
大豆ミートも上手に使おう
最近話題の大豆ミートは、鶏むね肉よりもさらに脂質が少なく、肉のような食感です。
とはいえ、肉を禁止にするわけではありません。
レシピによっては肉よりも大豆ミートの方が相性が良かったりしますし、ちょっとアクセントに使うなら、とっても手軽に使えて便利です。
大豆由来のたんぱく質、カリウム、食物繊維が豊富で、むくみ対策食材としても優秀ですから、積極的に取り入れたい食材です。
代謝を上げるレシピでむくみを解消
寒さは代謝を低下させ、むくみを誘います。
冬の寒さ、夏の冷房と、1年を通じて冷えやすい現代、寒さ対策は外だけじゃ足りません!
寒い中でもむくみにくい、寒さに負けないくらい巡りの良いにするには、代謝を上げる食材を多く取り入れたレシピが必要です。
冷え対策食材の代表格しょうが
一皿あたりは少しでも、食べた後には体が温まってくるしょうがは、巡り体質を作るメニューには欠かせない食材です。
体を温める漢方食材、薬膳食材
薬膳では、全ての食材に冷、温、湿などの特性があるとされています。
無理に温める特性の食材ばかりを集める必要もないのですが、逆に冷やす特性のものばかりが集まらないように注意を払いたいところです。
スパイスとハーブで巡り体質に
ハーブやスパイスもまた、漢方食材同様に様々な効果を持っています。
体を温める効果のあるものは、一つまみでも入れると違います。
メニューレシピ一覧
シラスとキャベツのスパゲッティ弁当仕様
鯖缶と豆腐の親子煮風:脂質32.75g(2人分)
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