3人目妊娠中の妻が、長男と次男妊娠時の経験からおススメするむくみ対策と、今回の妊娠で試すむくみ解消法を紹介します。
妻は妊娠中、足のむくみの痛みでよく目を覚ましていました。
このたび、めでたく3人目を授かったので、過去2回の経験を踏まえ、出来る限り辛いむくみを回避できるようにしてあげる事ができればと思っています。
妊娠中のむくみの特徴
妊娠中は、普段とは違ういくつかの原因が重なってむくみやすい状態になっています。
妊娠中の足のむくみの原因
- 子宮による血管の圧迫
- 血液が増える
- ホルモンの影響
足のむくみの主な原因は、病的なものではありません。
後でも触れますが、血液が足から心臓に戻るための大きな血管を子宮が圧迫するので、妊娠後期では特に足がむくみやすくなります。
過去2回の妊娠では痛みで泣くほどだった妻の足のむくみ
妻は、妊娠中のむくみが泣くほど痛く、夜中に何度も目を覚ましていました。
夜になると痛がるので、私も良くマッサージをしました。
その時に行ったマッサージの方法は別の記事で紹介していますので、そちらも読んでみて下さい。
見た目はそれほどひどいむくみというわけではありません。
でもとにかく痛いということで、本当に辛そうでした。
妊娠中のむくみやすい時期はいつ?
妊娠初期でも、むくみが生じることはもちろんありますが、やはり妊娠中期以降がむくみやすくなってきます。
ちょっと安心の安定期がむくみの始まり
妊娠中期になるとむくみやすくなってきます。
妊娠中期というのは、5,6,7か月のこと。
週数でいうと16~27週で、いわゆる安定期と呼ばれる時期になります。
安定期までくると、気分的には安心しますよね。
私たちも、1人目の前と、2人目の前に2回流産を経験しているので、安定期に入る日を指折り数えたことを思い出します。
でもこの時期から、だんだんとむくみやすくなってきます。
むくみやすくなるのは足だけではなく、妊娠5か月くらいになったら指輪は外すように、病院で指示された方もいるかもしれません。
妻のむくみ本番は妊娠6か月、23週くらいからでした
先ほども書きましたが、妻はむくみをとても痛がっていました。
過去2回の妻の妊娠は、振り返ると23週くらいからひどくなってきています。
先ほども紹介しましたが、私がやっていたおススメのマッサージは別の記事にしていますので、参考にしてみて下さい。
妊娠後期のむくみの特徴
妊娠後期にある程度のむくみが起こることは正常です。
体の水分を保つためのホルモンの分泌が増える上、大きくなった子宮が、大きな血管を圧迫します。
そのせいで、脚からの血液が心臓に戻れず、脚に水分が溜まってしまうのが原因です。
左を下にして寝るとむくみが軽減
両脚が同じようにむくんでいて、痛みが無く、左側を下にして寝ると軽減するむくみは、正常なむくみの特徴です。
こんな症状は注意しよう
妊娠中で脚のむくみがある場合、次のような症状がある場合は注意が必要ですので、かかりつけの病院に相談しましょう。
- 血圧が高い(140/90mmHg以上)
- 脚のむくみが片方だけで、さらに熱感、発赤、圧痛がある
- 手にもむくみがある
- 急激にむくみが悪化してきた
以下のような症状では、急いで医師に相談しましょう
- 急激で強い頭痛
- めまいや震え、視覚の変化
- 急激で強い腹痛
取り入れていたむくみ対策
長男と次男の妊娠中に行っていたむくみ対策は
- マッサージ
- 着圧ソックス
- お茶
- 食事
といったところです。
特にむくみが強かった時期は、着圧ソックスとマッサージが欠かせませんでした。
今回も是非飲みたい『むくみ対策におすすめのお茶』
お茶は大事でした。
「飲めばむくみがスッキリ!」なんてわけにはいきませんが、妊娠中は神経も使うし、疲れやすいものです。
それなのに、ついつい頑張ってしまうことってありますよね。
そんな時に、「むくみ対策なんだからゆっくりお茶を飲むように」と言って、座って休ませることが出来ました。
今回も購入した妻が好んで飲んでいたお茶
選ぶ条件は、味が好みであることと、体質に合うことだと思います。
もちろん、カフェインが含まれていないという条件を満たしているお茶でなくてはいけません。
妻の場合は「杜仲茶」と「コーン茶」です。
今回も用意済みです。
妊娠中にルイボスティーは注意が必要!
カフェインを含まなくて、ミネラルも豊富なので、妊娠中のお茶にルイボスティーが人気ですが、注意事項があります。
妊娠28週以降にポリフェノールを多く摂取すると、赤ちゃんに栄養を送る動脈が閉塞してしまうという可能性があるとのこと。
普通にティータイムを楽しむ分には問題ないですが、ガブガブ飲んだりするのはやめましょう。
それから、チョコレートやプルーン、アサイー、ブルーベリーなど、ポリフェノールを多く含む食べ物が好きな方は、気づかないうちに摂りすぎになっているかもしれませんから、注意しましょう。
人気のルイボスティーや、おススメのルイボスティーについて、詳しく紹介した記事もありますので、読んでみて下さい。
「妊娠中のお茶」気になるカフェインについて
妊娠中のカフェインは取らない方が良いと言われています。
理由は、妊娠中のカフェインの摂取が、お腹の赤ちゃんの発育を阻害する可能性があるからです。
妊娠中のカフェインは1日200㎎以下に
妊婦にとって、悪影響の無いカフェインの最大摂取量として世界保健機構(WHO)が設定しているのは、1日当たり300㎎です。
その他、欧州食品安全機関、オーストラリア、イギリスでは1日200㎎以下に、カナダ、ニュージーランドでは1日300㎎以下にするべきとしています。
日本では、厚生労働省などが示す明確な基準は見当たりません。
省庁のホームページでも、上記のようなWHOや他の国の基準を示して紹介しているにとどまっています。
飲み物に含まれるカフェインはどのくらい?
最大200㎎と言われても、じっさいには何をどのくらい飲んでも良いのか分からないですよね。
カフェインを含む代表的な飲み物について、カフェインの濃度を見てみましょう。
飲み物の名前 | カフェイン濃度 |
コーヒー | 60mg / 100ml |
インスタント(顆粒)コーヒー | 57mg / 100ml |
玉露 | 160mg / 100ml |
紅茶 | 30mg / 100ml |
煎茶(緑茶) | 20mg / 100ml |
ウーロン茶 | 20mg / 100ml |
エナジードリンク | 32~300mg / 100ml |
注意していただきたいのは、すべて100ml当たりの数値です。
普段コーヒーをマグカップで飲んでいる場合なら、1杯あたり250ml程度でしょうから、下の表の2.5倍ということになります。つまり、マグカップでコーヒーを1杯飲むと、150mgのカフェインを摂取することになります。
参考資料
https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf
今回取り入れてみたい気になっているむくみ対策
今回は、着圧ソックスに注目しています。
いろいろな商品があるので、いくつか試してほしいと思っています。
まだ妊娠初期ですから、むくみが強くなってきたら使用感を報告したいと思います。
今のところは、たまにむくむ日があるようですが、それほど強いことは無いようです。
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